「猫から虎になった」小平奈緒が“自分の距離”に挑む! |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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「猫から虎になった」小平奈緒が“自分の距離”に挑む!

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■「男子500m」も要注目。加藤条治と…

 19日の男子500mにも注目したい。

 報道を見ると、前世界記録保持者でバンクーバー五輪の銅メダリスト、加藤条治への期待値が高い。長く世界のトップを走り続けた一流スプリンターだけに、一発、大仕事をやってくれそうな気配がある。

 しかし、1年前に同じリンクで行われた世界距離別選手権や、国内の五輪選考会で、加藤に先着した選手がいる。長谷川翼だ。24歳という若さへの期待も込めて、長谷川を注目選手に挙げよう……と思っていたら、なんと長谷川がインフルエンザに罹り、選手村から一時的に隔離されたというニュースが飛び込んできた。なんてこった。

 そうなると、いっそ裏技としてカイ・フェルバイ(オランダ)にメダルの期待を懸ける手もある。

 バラエティ番組の『笑ってコラえて』や『世界ナゼ?そこに日本人』に取り上げられたことがある、日本人の母親を持つオランダ代表選手だ。日本語もペラペラで、ツイッター(フェルバイ開)にはたまに日本語のツイートがある。

 上記のテレビに登場した頃はまだ「オリンピックを目指している」という紹介のされ方だったが、今や堂々の金メダル候補。海外のブックメーカーでは、2番手か3番手に評価されている。半分日本人だと思って、応援したい。

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田端 到

たばた いたる

1962年生まれ。週刊誌記者を経てフリーのライターに。競馬、野球を中心に著書多数。趣味は五輪競技アスリートのSNSを観察すること。卓球は17年アジア選手権と18年グランドファイナルを現地観戦。


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